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『テイルズ オブ リバース』21周年。唐突にヴェイグの“好きな台詞3選”をお届け&『リバース』のカードを求めてウエハースを箱買いした結果…

文:江波戸るく

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 バンダイナムコエンターテインメントのRPG『テイルズ オブ リバース(以下、リバース)』が、本日(12月16日)で21周年を迎えました。

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『リバース』より、唐突にヴェイグの好きな台詞3選

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 『リバース』が発売日を迎えるたびに、あのセリフが好きだったな~といった思い出の振り返りをしている筆者。昨年の記事では触れることができていなかったので、今年の記事でピックアップしてみることにしました。

 ひとまず3つに絞りましたが、好きな場面が多いので、今後もまた紹介できる機会があったらまとめたいですね。

その1:「どうして?」


 まずこれが選出されていることに対して「どうして?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。正直自分でもそう思いますが、ヴェイグの好きな台詞を思い返したとき、どうしても片隅に引っかかり続ける言葉がこちらでした。

 おそらくほかにも発していた場面はあるかと思いますが、ここではピピスタでの一連の展開の中で出会う子どもたち、トッポとレイに対するものとして紹介します。

 ヒューマとガジュマの対立が加速する『リバース』の後半、ガジュマが住まう地・ピピスタでは“階級”が設けられたことにより、ガジュマのあいだにも亀裂が生じてしまうという状況に。そんな中、そこで暮らす少年・トッポと少女・レイが村からいなくなってしまい、ヴェイグたちは聖火台まで2人を探しに行くことになります。

 無事に2人を発見しますが、帰りたくない、と言う2人に対して、ヴェイグが言ったのがこの「どうして?」です。プレイ当時、そこに至るまでの彼を見ていてこういう時に「なぜだ?」と言いそうな印象を持っていたのですが、トッポとレイに向けてこう言っていたのを見て「意外だな」と思ったのを覚えています。大人が相手だったならばそう言っていたかもしれません。

 こういった部分に彼の本来の優しさが滲み出ている(と思える)のが好きだなあと、改めて感じますね。

※このあと、ピピスタに戻ったレイが(羽があるせいでトッポと別の階級になり、一緒に遊べないのなら、と)自身の羽を切り落とそうとし、ヴェイグがピピスタの人々に対して「……こんな風に子供を追い詰めて……あんたたちは恥ずかしくないのか!」「あんたらの守りたい種族ってなんだ!?」と言う場面もありますが、このあたりもプレイしていて胃が痛くなった記憶があります。

その2:「絶対なる終焉、それが貴様の運命だ」


 こちらは戦闘時のボイスより。ヒルダと協力して放つ秘奥義“セルシウス・キャリバー”のボイスではありますが、『リバース』では使用されておらず(俗に言う没ボイス、でしょうか)、サウンドテストでのみ聞くことが可能です。

 初めて耳にした時は
何事? ヴェイグ、突然どうしたんだ? と素直に思ってしまったわけですが、落ち着いてくると妙に似合っているなとも思えるこの台詞。どういう心情でヴェイグがこの言葉を口にしたのかが非常に気になるところです。

 ヴェイグが1人で秘奥義を放つようになったのは『テイルズ オブ グレイセス』の闘技場(ライオットピーク)に登場した時からですが、このボイスが採用されたのは『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』となります。

 公開された時は「これ没ボイスでは!!?」とすぐに気づき、『テイルズ オブ』仲間である知人に連絡を飛ばした思い出も。

●動画:【テイルズ オブ ザ レイズ】魔鏡技 ヴェイグ&ヒルダ セルシウス・キャリバー

 セルシウス・キャリバーは『テイルズ オブ ザ レイズ』でも魔鏡技として実装されていました。こちらはこの台詞はありませんが、『リバース』を忠実に再現していますね。

その3:「オレたちは、こんな小さな事で喜んだり、笑ったりするんだ……」


 3つ目は、『リバース』をプレイした方ならばこの場面もきっと印象に残っているであろう、ピーチパイパーティーのあとのヴェイグとアガーテの会話より抜粋。

 特殊な生まれというわけでもなく、山奥の閑静な村に住む村人Aのような立ち位置であるヴェイグだからこそ、と感じられる台詞で、ヴェイグの好きな台詞を1つだけ選べるとしたら真っ先に挙げるのはこちらになります(今回は3つピックアップしたのでひとまずトリで)。

 ヴェイグのフォルス暴走からのピーチパイパーティー、そして獣王山へ行く一連の流れがあまりにも好きすぎて、セーブデータを分けて定期的に見返していた気がします。

 『リバース』は扱うテーマが重く、メンタルに鉛を投入されるような展開も多々ありましたが、それだけにこういった“何気ないものを大切にする”ということに触れる場面がとても強く記憶に残ります。冒険のワクワク感がある、というタイトルではないと思っていますが(シャオルーンで空を飛べた時は楽しかったですが)、あたたかさのある物語だったと思えました。

 ピーチパイも焼きたくなりますね。公式からレシピが紹介されているのはありがたいです。

●動画:【テイルズ オブ料理番組③】ピーチパイ作りに挑戦 | 目指せ!ワンダーシェフ

ヴェイグのカードを求めて1箱。ウエハースを開封した結果


 先日発売された“『テイルズ オブ』シリーズ 30th Anniversary カードウエハース”。歴代のタイトルがラインナップに収録されており、そこにはもちろん『リバース』も含まれているため、間食を確保がてら購入しました。

 しかし、カードの種類数は作品数の多さに比例して39種類。それに対し、1箱に入っている数は20個……安全ラインを行くのならば2箱以上がよいと思いつつ、まずは1箱で引き当てられるかチャレンジをすることに。

 『リバース』に関係するものはパッケージアートとヴェイグで2種類ありますが、どちらか出るといいなと思いつつ、1個ずつ開けていきます。

1~10枚目

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 まずは一気に10個開封。初めてプレイした作品であるPS版『テイルズ オブ デスティニー』のパッケージイラストを引き当てられたのが特に嬉しい!

 ゲームショップでこのスタンが目に留まらなければ今はなかったと言っても過言ではないので、思い入れのあるイラストです。スタンが出てくれたのにもほっこり。

11~15枚目

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 ユーリが被った……! これだけ種類があって被るのは、逆に珍しいのか否か。

 そろそろ、じわじわと焦りが生じてきます。いや、焦るのにはまだ早い……ですよね?

16~19枚目

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 スレイとベルベットが並んでいるの、なんだかいいですね。連続で出てくれるとは思いませんでした。

 さて、あと1個しか残っていないのですが……ここで『リバース』関連のものが出なかったら、もう1箱買い足そうかな? と決断。ココアクリーム味、結構美味しいのでストックはあってもよいのですが……。

そして20枚目

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!!!

 
あ、危なかった……!!?

 なんと最後の最後でヴェイグが出るという状況に。ここまでヒヤヒヤしたのはいつ以来でしょうか。ただ、まだ『リバース』のビジュアルのカードが引けていないので、交換を探すなり1箱追加するなりを検討します。

 ということで、周年日にまた1つ思い出(?)ができたなと思います。今後もこういった機会があったら自引き挑戦をしてみたいですね。

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 電撃オンラインオリジナル企画として、『テイルズ オブ』シリーズの各タイトルごとのアンケートを実施しています。

 現在は『テイルズ オブ レジェンディア』と『テイルズ オブ ジ アビス』を募集中です(12月25日まで)。ご回答お待ちしております!


 過去の結果記事は下記にまとめました。熱意が感じられるコメントも多数掲載しています。



江波戸るく:永遠に新米のライター兼編集者。業が深いと判断したキャラクターを“海溝”と定めて沈むことに生きがいを見いだす。『リバース』のリマスターをひたすら待つ身。

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