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アニメ『MFゴースト』3期6話感想。カナタの父親の消息がついに判明! 赤城山を高橋啓介が疾走する激エモ展開も

文:タダツグ

公開日時:

最終更新:

 過去2回のアニメ化が大きな話題を呼んだTVアニメ『MFゴースト』。その待望の新作続編となる3rd Seasonが現在絶賛放送中です。今回は、そんな3rd Seasonの第6話(通算30話)となる“13時09分の奇跡”が放送されましたので、視聴しての感想をお届けします。

【注意】ここからは記事の構成上『MFゴースト』の物語に関する記述が多々含まれます。ネタバレが気になる方は本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。[IMAGE]

ザ・ペニンシュラ真鶴でカナタの身に起こった奇跡、その詳細はまさかの……【MFゴースト】


 MFG第3戦“ザ・ペニンシュラ真鶴”が終了し、一か月ほどのサマーブレイクに突入しているカナタ。レンの祖母が住む新潟でつかの間の休息を楽しんだ彼のもとに、唐突に父・片桐 健の情報が舞い込んできて……というのが第6話の導入でした。

 今回、序盤から情報量がめっちゃ多くて驚きましたよ。謎の美女が電話を片手に登場。電話相手の名前はわからないものの、その声は子安武人さん。ってことはつまり、この女性が電話している相手は高橋涼介……なのか? え、どゆこと?(混乱)

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▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 あまりにも唐突な展開にビックリしつつ、めっちゃテンション上がっちゃったのは僕だけではないでしょう(笑)。

 『頭文字D』の頃からのこの低音イケボ、往年のファンとして聞き間違えるはずもないわけですが、会話の内容はかなり意味深。どうやらどなたかが亡くなった模様……。え、この美女の正体はなんなの? いったい誰が亡くなったというのか? 最初からマジで怒涛の展開でした。

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▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 上にスクリーンショットも掲載されていますが、涼介と電話で会話していた女性の名前は片桐 楓。カナタの父親である片桐 健の妹であり、カナタにとっては叔母にあたる方なわけです。そして、彼女の口から明かされる衝撃の言葉……。カナタの父はつい最近他界していたという事実がここで判明しました。

 ショックだったのは、健はカナタの活躍を遠くから見守っていたということ。つまり、カナタが日本に来ていることを認知していながら、自分が父親であると名乗りを挙げることは避けていたってことなんですよね。

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▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 どうやら、まだカナタが幼い頃にキャサリン・リヴィントン(※カナタの母)と別れた事を悔いており、カナタに合わせる顔がないと思い込んでいたようで……その情報を聞き、打ちひしがれるカナタの姿に僕まで呆然としてしまいました。

 そもそもカナタが英国から来日し、MFGに参戦してその名を日本中に轟かせた大きな理由は“父に自分の存在を知ってもらい名乗り出てもらうこと”。その目的がこんな形で終息することになるなんて……。母親に続いて父親まで亡くした彼が、心細げに口にした「僕はこれで本当にひとりぼっちです」という言葉には、思わず涙があふれそうになりました。しんどすぎる……。

 救いだったのは、楓との面会にレンが同行してくれていたこと。感受性の鋭いレンがカナタのぶんまで涙を流してくれたことで、彼の心が少しだけ救われた描写には心からホッコリしましたよ。さりげなく「レンがいつまでもカナタのそばにいるよ!」って豪語してましたけど……これって告白すら飛び越えたプロポーズの言葉じゃない???

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▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 まあ、悲しみにくれてそれどころではないカナタもレンも、その言葉が持つ意味に気づかないわけですが……ここらへんがいかにもアオハルだ! ホント今ドキめずらしいくらいのピュアなこの2人、両片思いすぎるから見ていてこっちがヤキモキします。そろそろ何か進展があってもいい頃合い……。

 ちなみにこの楓との会話のくだりで、肘を痛めたままザ・ペニンシュラ真鶴に出走したカナタが、終盤で不思議なぬくもりを感じて痛みが和らいだ理由も判明しました。あえて詳細は伏せますが、それこそがサブタイトルにある「13時09分の奇跡」なわけで……そこに秘められた想いを知って、これまたグッときましたよね。

 なんて素敵なサブタイか! ここらへん、原作者であるしげの秀一先生のセンスが光るところです。

高橋啓介が赤城山を激走! 弟子である諸星瀬名へのアドバイスシーンがアツい【MFゴースト】


 Bパートでは、場面は赤城山へ。ここでは高橋啓介が諸星瀬名のトヨタ・GRスープラSZ-Rに乗り込み、ナビシートに座った瀬名にドライビングのレクチャーをする描写がありました。

 このシーン、かつて『頭文字D』時代に涼介が啓介に施していたレクチャー描写さながらで、イチファンとしてすごくエモかったです。アクセル全開でぶっ飛ばす啓介にビビる瀬名の傍らで「寝てしまいそう」だの「腹減った」だのボヤ―ッと考えている啓介、この2人のギャップにはついニヤリとしましたよ。

 『頭文字D』でいうと、この構図は“涼介×啓介”というよりは“藤原文太×立花祐一(※あのガソスタの店長)”の関係性に近い。僕なんかは、文太のコーナリングにビビり散らかす祐一の隣でタバコを吸おうとライターに手をかける、在りし日の文太の姿がリフレインしてしまいましたからね(笑)。

 こういったセルフオマージュ的な演出がホントに大好きだし、そのうえで、やっぱり啓介はレジェンドなんだなって思い知らされるのもまたよしです。カナタや瀬名ですらまだまだってことで、世界の広さを思い知らされますね。

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▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

 ちなみにこのシーンで、さりげーく“涼介が誰かと結婚する”って情報が啓介の口から語られました。そのお相手ってまさか……? 現時点ではあくまで匂わせでしかないのですが、冒頭で楓が電話していた相手がホントに涼介だとすると、色々と察する部分が出てきます。あの藤原拓海の一番弟子であるカナタが、涼介の甥っ子になるなんて展開、ちょっと胸アツすぎるんだけど。え、いったいどうなるんだ? ここらへん、さらなる情報が気になるところですよね。

 さておき、ペニンシュラではまだ甘さが残っていたルーキーの瀬名が、赤城山で啓介のコーチを受けてさらに才能を開花させたのだとしたら……第4戦“シーサイドダブルレーン”はかなり面白いことになりそうです。レーススタートが今から楽しみになってきました。

 ちなみに次週は、落ち込むカナタの気晴らしもかねてレンたちは海水浴に行く模様? そこでカナタとレンの関係値にさらなる変化が訪れる可能性も……。僕なんかは「どっちでもいいからそろそろ告白しちゃいなよ!」って思っていたりするので、何かが起こることをつい期待してしまいます。

 レンと同様にカナタにほのかな想いを寄せている、MFGエンジェルスの真美ちゃんやヤジキタ兄妹の北原 望ちゃんには申し訳ないですけどね(苦笑)。

 さらなる青春展開に今からワクワクしつつ……それでは、今回はこのへんで!

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▲TVアニメ『MFゴースト』公式サイトより。

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