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怨霊に対する恐怖は日本独自の文化。ツクヨミのマスクに鳥居がデザインされている理由とは?【神魔画家・金子一馬’S ツクヨミファイル~維持正常化機構探求編編2-3】

文:電撃オンライン

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 コロプラより発売中(2026年4月23日)のNintendo Switch用ソフト『KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ(ツクヨミ)』。本作の世界観・ストーリー原作、キャラクターデザインを手掛けるのは、数々の名作を世に送り出してきたゲームクリエイターの金子一馬氏です。



 そんな金子一馬氏が作り出す『ツクヨミ』の深淵に迫る連載企画第2回目は、超国家的組織・維持正常化機構と所属するエージェント・ツクヨミの謎に迫っていきます。

維持正常化機構探求編2-3:怨霊に対する恐怖は日本独自の文化


 ツクヨミのデザインは、戦隊ものに登場するマスクをイメージしています。実はマスクには、鳥居のデザインが入っています。記紀神話をモチーフにしているので、デザインにも取り入れたいと考えた時、「鳥居がいいじゃないか」とアイデアが浮かびました。


 鳥居があると、気が引き締まるというか、ちゃんとしないといけない気持ちになるから不思議です。不法投棄が多い場所に鳥居を描いておくと、ゴミが捨てられなくなるという話をよく聞きます。確かに、バチが当たりそうな気がしますよね。

 このバチや祟りに対する考え方は、日本独自のものらしいんです。宗教や文化の違いもあり、海外の方には理解するのが難しいという話を聞きます。

 確かにホラー作品の幽霊の扱いも、日本とハリウッドでは全く違いますね。わかりやすい例が、映画「リング」の貞子。日本版の貞子は井戸の底に何年も閉じ込められ、すでに怨霊になっている。そんな“得体のしれないナニカ”に対する精神的な恐怖です。

 それに対して海外のリメイク版は、「こんなことしやがって、ぶち殺してやる!」って強い怒りを持っていて、殺人鬼に対するフィジカル的な恐怖が大きい。

 確かに考えてみると、子どものころから神や見えない何かを崇め、畏怖し、祈ることが、多くの人に自然に根付いているんだなと実感します。

『KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ』とは?

 プレイヤーは国家守護組織のエージェント・ツクヨミとなり、謎の結界で閉ざされた東京・湾岸エリアの超高層複合施設「THE HASHIRA(ザ・ハシラ)」への潜入任務に挑みます。そのなかでは、異形の存在・神魔(じんま)が蔓延っていて……。

 本作は「THE HASHIRA」のフロアに登場する神魔たちと、神魔の力が込められた神魔札を駆使して戦うデッキ構築型ローグライクゲームです。

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